2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ボリビアの塩

ボリビア旅行から先日帰国した母に、電話で聞いた旅の話。 南米ボリビアへの航路はアメリカ合州国経由。最初の乗り換え地LAで、入国審査のコンピュータが故障していたことから3時間待たされたあげく、乗り継ぎ便に間に合わず、その日はツアーの全員がLAの空…

ラダックとメキシコ

『幸せの経済学』という映画を観てきました。 上映後、同作品のヘレナ・ノーバーグ=ホッジさんと、『ミツバチの羽音と地球の回転』の鎌仲ひとみ監督とのトークがありました。 映画についても、トークについても、いろいろ教わったことがあるので書きたいの…

祝島と高江

朝4時に目が覚め、twitterを見るとTLが上関の闇討ちと、高江のデモで逮捕者が出たという知らせで埋まっていた。 上関とは山口県祝島。原発建設計画にもう30年も反対している。中国電力は昨夜2時過ぎに300人の作業員を投入し、埋め立て工事を強行している。 …

走ってきました

青梅マラソン30キロを走ってきました。 JR青梅線と並行するコースは御岳山(斜面にはまだ雪が残っていた)など、奥多摩の山々を見ながら走ることができたし、沿道には途切れることのない応援や私設エイドがあり、気持ちよかったです。ローカルに根付いている…

「fotgazet」創刊

阿波根昌鴻(あはごんしょうこん)さん。1901年、沖縄・伊江島生まれ。20代でキューバ、ペルーに渡り、1934年、31歳で伊江島に帰郷。 故郷の伊江島は、戦中は島民の半数以上が戦死という激戦地となり、戦後はその土地の6割を軍用地として米軍に占拠された。 …

星野智幸『俺俺』

〈調子はずれの音をまずひとつ、それからおもむろにもうひとつ。それはさざなみとなり見る間に奔流と化す。そして、ついには調子の狂った不協和音だらけの音がメロディ全体を支配するに至るのだ。〉 これはスティーヴン・キングが映画『盗まれた街』について…

『SPEECHLESS』

山口洋・細海魚のアルバム『SPEECHLESS』。ライヴ盤というのは瞬間を記録し、聴いた人が追体験できるものだけど、このアルバムはちょっと違う。 レコーディングは普通にツアー中の一会場でされた。その録音データは山口洋の手によって注意深く検分され(一ヶ…