ご馳走

ランナーたちの最後尾に付いてスタートを切る。林道に入ってすぐに感じるひんやりとした冷気(横を流れる沢のせいだ)の中、落ち葉の上を駆け抜けて、信じられない角度で登っていくつづら折りの坂(天まで続くような長さ)にとりつく。ものの15分で別世界に入り込む。日常と違う時間が流れていく。トレイルって面白い!
去年の自分と今年の自分を比較して、スタート前の会話では「偏差値30からの大学受験」だなんて、全然うまくない喩えしか出てこなかったけど、今回は去年の自分からは考えられないほどの大役を志願し、それを凄腕(脚)ランナーたちとのチームプレーで成し遂げることができました。だって僕と組んでくれた人たちは、ウルトラマラソンのランナーであったり、登山家であったり、山岳ガイドであったり、ほんとに凄い人たちばっかりだったもん。
ゴール後に、会場のキャンプ場でスパゲティとクリームシチューをいただく。容器を新しくするのももったいないから(+空腹でがっついてました)、シチューはパスタを食べたあとのお皿にそのまま注いでもらったので、トマトの味もちょっと付いてる。さらに、勧められるままおにぎりもいただく。おにぎりをぱくつきながらのシチュー、五臓六腑に染み渡った、あったかい超美味!