「2割を犠牲にしてでも8割を生かした方がいい」

tuktukcafe062008-10-20

(沖縄の高江という場所については、今年6月にこの日記で書いたので馴染みのない人はまずぜひ読んでほしいです。翌7月にこの高江の森でライヴを行なったShing02カクマクシャカのレポート、インタビューはこちらにまとめています)
沖縄本島北部の「やんばる」と言われる森の中にある東村高江。ここにアメリカ軍のヘリコプター基地(ヘリパッド)移設計画が進められています。高江の住民はこれに反対し、工事現場の入り口で座り込みを続けて工事中止を求めています。
しかし、東村の伊集盛久村長は、10月17日、移設工事について、「2割(高江区住民)を犠牲にしてでも8割を生かした方がいい」と発言したそうです。この発言についての記事は、「琉球新報」のこちらに掲載されています。
村長が自分が治める村の民に犠牲を容認、強いる。森を壊し、戦争のための基地を造り、それで「生きる」ものは本当にあるのか?
これは、高江だけの問題ではなく、日本中、いろんな場所で起きていること。何度でもこの言葉を繰り返します。「 我々もまた彼らである/彼らはまた我々である」。僕も「2割」であり、そして「8割」でもあります。だから、僕は自分で想像して、自分ならの行動を取ります。
11月30日にはイルコモンズさんらによる「高江ドラム・イン」が、高江で行われます。詳細は、「合意してないプロジェクト」で。
上記の村長発言に対する抗議アクションもスタートしています。