Feliz Batuqueとロクセンチ

体調がよくなくて夕方まで家に。
夜、青山の「月見ル君ヲ想フ」というライヴハウスに行く。このお店初めて。僕は新宿ロフトや下北沢QUEのような地下で、壁一面が黒くてというお店が好きではないのですが、ここは天井が高くて壁には大きな絵が飾られてるし、木も使われていて好き。
観に来たのはFeliz Batuqueとロクセンチのライヴ。どちらのバンドも6月か7月にインタビューしました。
Feliz Batuque(フェリス・バトゥーキ)はGANGA ZUMBA今福健司がリーダーの打楽器バンド。THE BOOM栃木孝夫を含むバンド7人全員、ほんとに打楽器だけ。今年4月に初めて観たライヴ以来。バンドのサイトもないので、大塚のライヴハウスののレポートが唯一の全メンバーの名前とパートが載っているページかも。アフリカのリズムの曲が前半、後半がブラジルのサンバ。この打楽器グルーヴはすごいです。RISING SUNのボヘミアン・ガーデンとかフジのAVALONとか森戸海岸のOASIAで観たいバンド。
ロクセンチのライヴを観るのは4月の横浜以来なのかなあ。リズムのFeliz Batuqueに対してロクセンチはメロディ。それもすごい美メロの応酬。だけどTHE BOOM山川浩正がベースで参加していてリズムも強化されている。
新曲「夕凪オレンジ」には、“イヤホンでサニーディ・サービスがずっと流れていた”というようなフレーズがありました。スピッツとか初期のTHE BOOMというのは連想できたけど、そこにもルーツがあるのかー。
夕凪オレンジ というわけで、この2バンド、今夜は「MUSIC FRIENDLY MUCH」というイベントタイトルでの対バンドだったのですが、音楽性がまったく違うのになぜ「親善試合」かというと、そこは両バンドにTHE BOOMのメンバーがいるから。で、アンコールはロクセンチ栃木孝夫(スルド)と今福健司(ジャンベ?)が加わってTHE BOOMの「中央線」、次にFeliz Batuqueのメンバーも全員加わっての「風になりたい」大合奏でした。ロクセンチボーカルの中原くん、サンバホイッスル吹くタイミング探してた。栃木さんが異常に輝いてた。あと、明日が今福さんの誕生日ということでステージにケーキが出てきました。
帰り、近くのライヴハウスMANDALAの前を通りかかったのですが、今夜25時からのステージにはマルコス・スザーノ沼澤尚 with フェルナンド・モウラが出演(RISING SUNでも観た)。昨夜に続いて連続だそうです。マルコス・スザーノとフェルナンド・モウラは8月18日にGANGA ZUMBAで北海道のRISING SUNに出て、19日夜中にマルコス・スザーノ+〜(フジロックでの同ユニットのレポートはこちら)で同じくRISINGに出て、翌20日には福岡・能古島でのフェスGANGA ZUMBAで出演。さらに今週末は静岡修善寺METAMORPHOSE代官山UNITに出演。なーんてタフなんでしょう。