night meeting

久しぶりに夜遊び。四谷OUTBREAK!での「AIN'T IT FUN」に行ってきました。うどんも食べたかった けど、最近では朝まで遊ぶと、翌日身体が動かなくなってしまうので終電で帰宅。イングランドポルトガル戦の後半からテレビ観戦。ベッカムが本調子でなく、フォワード陣が背の高い人(名前忘れた)しか残ってないイングランドより、次戦はデコが戻ってくるポルトガルを応援。PK戦での勝利。GKリカルドはPKの方向を全て読んでた! 午前4時からのブラジル・フランス戦はブラジルの当然の勝利だろうと思って眠りに付いたので結果を知ったときはショックでした。ポルトガル対ブラジルという旧宗主国・植民地対決が観たかった。決勝に残ったのはドイツ、イタリア、ポルトガル、フランス。ヨーロッパだけになったのは残念。世界の四強、すべて言葉が違って英語圏の国がないのがいいや。
来週の七夕、7月7日(金)の夜は下北沢Queでの「night meeting」に行きます。「night meeting」については、ちょうど去年の7月1日に自分の日記に書いてたのでまるまる載せます。
人間には2種類ある。ダンスが好きな人間と、嫌いな人間だ。
なんてそんな簡単に分けられない。そりゃそうだ。でも、「音楽鑑賞」が嫌いな人がたぶん少ないように、踊るのを積極的に嫌いと言う人はそんなにいないんじゃないかと思う。かといって積極的に「踊りに行く」という人も少ないはずで、何を書こうというかというと、クラブです。
音楽鑑賞が好きという人でも、ライブに行くのが好きという人でも、クラブに行くのが好きという人はあまりいなかったりする。 好きとか嫌いではなくあまり行ったことがない、という人も多いような気がする。一緒に行く人がいない。どんな音楽がかかるのかわからない。知らない音楽は知らない。夜が遅い。なんか敷居が高そう。人がワルそう……。
そういう理由わかる。わかるというか、自分がクラブに行けなかった理由をあげてみました。『東京ガールズブラボー』(岡崎京子)みたいに、誰もがライブとかクラブとかで出会いがわんさかあって、というわけにはならない。あたりまえ。金田サカエがキョージュに憧れるように、金田サカエに憧れる人もいるわけで。 でも、そんな僕が初めてクラブに通うようになったのは、バングラという香辛料の匂いがする音楽のおかげで、そういうった音楽にハマり、でもそういった音楽を聴けるのがあるパーティ(DJは井上薫さんと神波京平さん)でしかなかったというのが行くようになった理由。
その後、時は経ち、Rock.jpというパーティに出会い、「小沢健二中村一義で踊ってもいいんだ!」と驚き、90年代後半は大好きだった雑誌『BUZZ』のパーティに通い(『BUZZ』がなくなって、“buzz night”も終わってからはイギリスのダンス・ミュージック聴かなくなりました)、僕みたいに金田サカエに憧れる(←これ、喩えですから)人たちに気軽に遊びに来てもらえるように日曜の午後からスタートする、クラブじゃない場所でのパーティ“TUK TUK CAFE”を始め(→終わり)、“Rock.jp”が終わり、で、新しいパーティ“night meeting”が始まったわけです。
“night meeting”は、Rock.jpという和モノだけのDJイベントをやっていた荒川聡さんと、雑誌splash!編集長の遠藤敏文さん(FAR EAST SATELLITE第73回にも出演してもらった)が去年から始めた隔月開催のパーティ。荒川さんのDJはもう何十回も観てるのでだいたいわかっているのですが、びっくりしたのは遠藤さんのDJっぷり。初めて観たときは、フロアの誰よりも踊りながらオザケンとかサニーディとかの連発の反則技的な盛り上げっぷりだった。下のが、去年の第二回“night meeting”(9月)のときの日記。
下北沢の“night meeting”から帰ってきました。
午前2時頃着いたので、PLATONの東正直のライブは終わってたです。「頼りない天使」も歌ったそうです。続いてポメラニアンズのザッキーの弾き語りライブ。弾き語りライブは珍しいことだと思うので、僕も真剣に聴きました。CDよりいい声に感じたなあ。来年1月のアルバムに入るという新曲がいちばんよかったです。アンコールで「いかれたBABY」歌いました。みんなで歌った。
そのあとの遠藤さんのDJ、小坂忠「ほうろう」→ラリパパ→曽我部恵一といった流れが笑いながらも嬉しかったです。
ところで人のDJって「ああ、流れ全部覚えた。家帰ってメモろ」と思っていてもどうしてこんなに忘れてしまうんだろう。昔、小学生のとき僕は将棋が強かったんだけど、20手以上読み切って勝った対局があって(自分でも驚いた、ということだけ今でも覚えてる)、その頃が頭脳のピークだったような気がします。荒川さんのDJ(なんか今日はすごく丁寧で、うまかった←ほんとにすごい人)も踊りながら、「曲目全部暗記!」と自信あったのにほとんど忘れてら。
しかし、オザケンの「戦場のボーイズライフ」とかフィッシュマンズの「GO GO ROUND THIS WORLD」がかかると今でもみんなが踊り出すっていうのはすごいことだね。もう10年ぐらい同じ曲で踊ってるよ。午前5時頃、ARCHの「SUMMER CLAPPIN'」がかかったときも同じこと思ったけど、歌詞に“僕らずっと同じ歌を何度も聴いた飽きもせずに”というようなフレーズがあって、まさに俺らのことだと。飽きもせずに。また今度かかっても踊る自信あるね。
□ night meeting vol.8
http://night-meeting.jp/index.php?eid=34
7月7日(金)23時30分〜5時
前売り 2,000円(W/1D), 当日 2,300円(W/1D)
shimokitazawa club QUE
DJ: 荒川聡、遠藤敏文
VJ: 菊地謙太郎グループ
Guest Live: DUTY FREE SHOPP.×カクマクシャカ
DUTY FREE SHOPP.×カクマクシャカは、翌7月8日Club AsiaからのFUNKISTとのバンド形式ではなく、この日はふたりだけのフリースタイル。ということは、5月の中野で観たライヴみたいだったり、2月のコザで観たような飛び入りスタイルか。貴重なので、ぜひ多くの人に観てほしいです。