DUTY FREE SHOPP.×カクマクシャカ

tuktukcafe062006-02-26

沖縄にいます。今日も雨です。
宮沢和史コンサートのあと、桜坂劇場のカフェでDUTY FREE SHOPP.×カクマクシャカのインタビュー。 彼らが4月に出すアルバム『音アシャギ』は多くの人に聴いてもらいたい。で、びっくりしてほしいです。
DUTY FREE SHOPP.のアルバム『カーミヌクー』を手に入れたのは2002年11月14日。なぜそんなに細かく覚えているかというと、僕は次の日、那覇のダンスクラブ松下でDJをやることになっていて、いくつかネタを手に入れようと国際通りタワレコに行き、そこで『カーミヌクー』に出会ったからでした。
当時の僕が好きな音楽といえば(今もだけど)、宮沢和史「ちむぐり唄者」やタルヴィン・シンの「OK」などの、沖縄音階のダンス・ミュージック。沖縄民謡もいいけど、三線とタブラが絡み合ってそこにラガマフィンが乗っかるとか、そんな音楽が大好きで、だからこそホテルの部屋に戻って買ったばかりの『カーミヌクー』を聴いたときに、その溢れるアイデアに驚き、「これだー!」と思ったのでした。
翌日のダンスクラブ松下は、僕が最初に1時間まわし(DUTYの曲は「湧水節」か「ウージWAY」をかけた)、次にスカイメイツの素晴らしいライブがあって、そして琉球アンダーグラウンド、キースの驚愕のDJがあって、最後にTHE BOOMのクラブ仕様の熱狂ライブ。ほんとに楽しいイベントだったけど、このときの沖縄の旅で僕にとっていちばんの収穫は『カーミヌクー』との出会いだったと思う。会えてよかった。沖縄滞在中は『カーミヌクー』をずっと聴いてた。ウチナーグチの歌詞を歌詞カードで確認して、震えた。
でも、こっちが「ライブ観てー」とか、「他のCDも聴きたい!」と焦燥的な気持ちでいるとき、DUTY FREE SHOPP.の知花竜海はすでに沖縄にはいなくて、北京に行っていたのでした。
北京に一年いる間に、知花竜海は現地で品味期限というバンドを作り、アルバムを出し、その日本発売はSARS(だっけ? もうスペルも忘れてしまった)の影響で輸入が遅れ、帰国後の彼と東京で初めて出会い、極東ラジオ第334回に出てもらい、FAR EAST SATELLITE第99回にも登場し、〜という長い時を経て、この春、DUTY FREE SHOPP.×カクマクシャカとしての新作が発売になるのです。そりゃインタビューするでしょ。
2月24日には彼らとコザの民謡酒場「姫」に行きました。ここは我如古より子さんのお店で、そしてここで去年の12月から歌っているクラウディア大城に久しぶりに会いに行ったのです。沖縄民謡を堪能しました。堪能した上にさらにうれしいことがあって、それはDUTY×カクマクシャカがステージに上がってフリースタイルのラップを披露したこと! 安村くんはその後、もう一曲、クラウディアとラップでコラボレーションしました。
そのステージはblog「シマウタ37.6度」に紹介されています。


右上の写真(撮影=KEN子さん)は今夜のインタビューのときの。インタビューテキストは2週間後ぐらいにはアップしたいなあ。

2005年4月、知花くんと安村くん出演のネットラジオ「FAR EAST NET RADIO special」(音が出ます) Part.1
http://www.five-d.co.jp/fer/asx/netradio_sp01a.wax
Part.2
http://www.five-d.co.jp/fer/asx/netradio_sp01b.wax