Shing02を観てきた

リキッドルーム“M.I.A. Japan Tour”を観に行った。

Shing02はトップバッターだった。
DJ A-1との「2006年アップグレード」からスタート。次が「400」で、「抱擁」か「殴雨」(どちらもやったけど順番を忘れた)、「Luv(Sic)」がPart 1〜Part 3まであって、「black is beautiful」だったと思います。あっという間の30分。最近ずーっとiPodで聴いてた曲たち。生で観られるというのがとても嬉しい。「Luv(Sic)」pt.3は僕にとって去年のベストソング。
Modal Soul-2nd Chapter Of Metaphorical Music=
もっと聴きたかったなあ。DJを止めてアカペラでラップするところがかっちょいい。
Shing02の曲はほとんどオフィシャルサイトで公開されてます。


次が、AFRA & INCREDIBLE BEATBOX BANDで、実は僕はShing02が目当てだったので他の共演者たちの名前は今日ライブに行く前に初めてチェックした。これはビートボックスの人たち。大阪弁。最後の曲でShing02DJ A-1を呼び上げてセッション。

で、ここから。
AFRA & INCREDIBLE BEATBOX BANDも「おれたちが会場を温めておかなくちゃ」みたいなことを言ってがんばってたのです。ところが、M.I.A.が全然出てこない。転換なんていったってステージ上はDJセットがあるだけだから、30分が過ぎる頃には僕もいらいらするわけです。だってそんならShing02もっと観たかったよって。結局、60分待ち。さすがにフロアからも文句が上がってた。出てきたDJも最初に謝って、トラブルがあったと言ってたけど、なんのトラブルなんだ。英語聞き取れないし(これは自分の問題)。

M.I.A.
今日初めて彼女のプロフィールを見たのですが、すごいんです。

1977年、スリランカの少数派タミル人の両親のもと、ロンドンに生まれる。生後半年で、両親の故郷スリランカへと移住。当時のスリランカは多数派シンハリ人の抑圧下にあった為、自治権を求めるタミル人とシンハリ人との間で武力抗争が本格化。“タミル・イーラム解放の虎”の一員であった彼女の父は政府に追われる身となり、結果、家族は逃亡生活をやむなくされる。

なんていう出生から、

文字通り、戦士の血を引く彼女は、独創的なリリックと凄まじく感情的で、人々の心を焚きつけるようなビートを武器に、“抵抗と革命の音楽”を突き進む。

という結びまで、勇ましいのです。だから期待しちゃうよ、これはADFみたいな音楽とメッセージなのだろうかと。

でもねー、僕にはよくわからなかったです。悔しいことに彼女の言葉がほとんど聞き取れなかった。会場は外国人が多くて、外国人じゃなくても言葉がわかる人が多くて、一緒に歌ったり反応してるんだけどついてけず、あと申し訳ないけど僕には“抵抗と革命の音楽”というよりはBETTY BOOまで連想しちゃうぐらいで。言葉わかりたいなあ。それでショーの時間は50分ぐらいでさ、Shing02もっと観たかったよと思ったライブでした。

九十九ラーメン食べて帰りました。

Shing02のプロフィールおもしろい。

1975年東京生まれ、小学校で児童会長に当選してから勘違いが始まる。