「高江にヘリパッドはいらない」


明日は、「高江にヘリパッドはいらない」と言いに行くのだ。
http://helipad-verybad.org/
▼「アメリカ大使館へ伝えたい、みなさんの「高江にヘリパッドはいらない」の声を」抗議と申し入れの呼びかけ
[日時] 2011年1月10日(月・休)15:00
[場所] 東京・虎ノ門JTビル前→アメリカ大使館
 「沖縄本島北部「やんばる」の豊かな森には、ヤンバルクイナノグチゲラなど絶滅が心配される希少な生き物がたくさん生息しています。世界的にも生物多様性に富んだ自然が多く残されている地域です。そんなやんばるにある高江は、人口160人ほどの小さな集落です。素晴らしい自然環境に魅かれ移り住んできた方々も多くいます。
 しかし、米軍はこの豊かなやんばるの森をジャングルでの戦闘訓練の場所として使ってきました。1957年に米軍は「北部訓練場」として使用し始め、現在でも、東村には15ヶ所のヘリパッド(米軍ヘリコプターの離着陸帯)があります。高江の住民は米軍のヘリコプターの爆音や墜落の危険にさらされてきました。そのような中、日米両政府は、高江集落を取り囲むようにして、新たに6ヶ所のヘリパッドを建設することを決めました。
 新たな米軍ヘリパッドの建設はまず何よりも高江住民にとって生活や生命の危険を与えるものです。また、豊かな森や川、生物の宝庫である貴重な環境を破壊することでもあり、そして、新たな戦争につながることでもあります。そのような理由から、高江の住民は反対をしてきました。2006年にヘリパッド反対の決議をし、建設計画見直しを関係機関に要請。また、住民と全国・世界各地の支援者が、座り込みによる監視、説得を続けています。
 しかし、日米両政府は住民の反対の声をまったく聞かず、誠意ある説明やきちんとした話し合いも行なっていません。それだけでなく、国側は座り込みを「通行妨害」にあたるとして突然住民を裁判で訴えました。
 そして、2010年12月22日には、裁判中であるにも関わらず、まだ夜も明けきらない早朝6時半、沖縄防衛局が100名もの作業員とともに住民側に予告もなく押しかけ、ヘリパッド建設工事を強行しました。また、その翌日23日夜、米軍のヘリコプターが住民の座り込みテントの真上約15mでホバリングし、座り込みテントを吹き飛ばすという事件も起きました。公道の上での危険な演習は、住民の安全を脅かすものです。住民に十分な説明もせず、合意も得ず、日米両政府は工事を強行し、話し合いを求めている住民に危害を加えています。このような日米両政府のやり方は絶対に許されるものではありません。
 私たちは2010年12月22日に行なった防衛省への抗議と申し入れ、12月26日新宿での「沖縄・高江を救え!ヘリパッドはいらない緊急アピール&デモ」にひきつづき、2011年1月10日(月・祝)に在東京アメリカ大使館(及び日本国防衛省)への抗議と申し入れを行います。」
以下、2008年10月の自分の日記より。
沖縄本島北部の「やんばる」と言われる森の中にある東村高江。ここにアメリカ軍のヘリコプター基地(ヘリパッド)移設計画が進められています。
高江の住民はこれに反対し、工事現場の入り口で座り込みを続けて工事中止を求めています。
しかし、東村の伊集盛久村長は、10月17日、移設工事について、「2割(高江区住民)を犠牲にしてでも8割を生かした方がいい」と発言したそうです。この発言についての記事は、「琉球新報」のこちらに掲載されています。
村長が自分が治める村の民に犠牲を容認、強いる。森を壊し、戦争のための基地を造り、それで「生きる」ものは本当にあるのか?
これは、高江だけの問題ではなく、日本中、いろんな場所で起きていること。何度でもこの言葉を繰り返します。「 我々もまた彼らである/彼らはまた我々である」。僕も「2割」であり、そして「8割」でもあります。だから、僕は自分で想像して、自分ならの行動を取ります。
※この発言はその後、撤回、謝罪。
※高江がある東村の村長は現在もこの人。