江ノ島と高尾山

tuktukcafe062010-05-09

暑い夏がそこまで来てる!
土曜日は、江ノ島展望台での屋外パーティ「freedom sunset」に行ってきました。去年の9月以来。江ノ島のいちばん高い場所で、ウッドデッキの上、四方は海、上空は空というロケーションだから、冬は開催されないのです。
その名の通り、天気がよければ夕陽が落ちていくさまを観ながら踊れる、という最高のパーティ(去年までは確か入場料もフリーだった)。昨日は残念ながら雲のせいで、beautiful sunsetではなかったけど、井上薫のDJを楽しみました! ラテンからサンバへの最後の盛り上げ方なんて、至福だね。僕は井上薫さんのDJでクラブミュージックが好きになってクラブに通うようになったから(いまは地下室の密閉された空間で音楽聴きながら踊ろうとはあまり思わない)、久々に井上さんのDJを堪能して感慨深いものがありました。音楽っていいねー。
ホラー映画を撮るなら、「僕はこのシーンを冒頭に使うね」なんてことを踊りながら考える。ダンスの輪から、突然ひとり、ゾンビ感染者が現れるとか。健康的な場で不健全な考え。でもだって、ほら、ジェイソンが襲ってくる前のキャンプ場だって、できるだけハッピーに描かなくちゃ。
去年から「freedom sunset」には地元のkwlskiさんを誘って行ってるのだけど、kwlskiさんの家が江ノ島から徒歩圏内なので、とても便利だった。
「freedom sunset」は野外フェスのように入場の際に手首に紙のリストバンドを付けてもらう。途中でお腹空いてきたし、潮風冷たくなってきたので、一回、kwlskiさんの家に戻って、うどんを茹でて食べた。kwlskiさんの家のガス台は僕が13年前、引っ越しで新しいものに買い替えた際に譲ったものです。いまだに使われていて、つまり現役25年ぐらい。再会!
ところで江ノ島といえば最近読み返した松本大洋の『ピンポン』の舞台が、片瀬江ノ島だった。ペコとスマイルの通う高校の名前が「片瀬」高校だったし、ふたりでよく行くのは江ノ島の海岸だ。物語の舞台って実際に行ってみないと、すっと背景として流れていってしまうけど、いちど意識すると既視感がすごい。タムラの卓球場は見つからなかったけどね。
『ピンポン』の読者は、ペコ、スマイル、ドラゴン、チャイナ、アクマの誰にいちばん共感するのかなあ。そんな質問から始めるインタビューをいつか誰かにしてみたい。
昼からビールを飲み続けてて、kwlskiさんが力説する「カモメ最強説」(生物の中でカモメが空も飛べるし、海にも浮かべるし最強だというもの)に笑い、音楽を聴いて、太陽は落ちていく。島から眺める海岸沿いの灯りが綺麗。
今日は先週に続いて、高尾山に登ってきました。
前回は琵琶滝のところで道を間違えたけど、今回は登りはずっと6号路で沢沿いに行きました。山頂で缶ビールを飲んでお弁当を食べ、帰りはかすみ台展望台近くから2号路を下り、琵琶滝を目指し、6号路に合流して下山。気持ちよかったです。2週連続で来てしまうほど、高尾山はすごく気持ちいい場所なので、「4号路は現在通行止め」という以外にも、この山がトンネル工事で破壊されてる最中で、それがいまどうなってるかという情報も工事中な人たちはきっちりアナウンスしてもらいたいものです。
中野駅前の広場は、特設ステージができていて何やら楽しいことになってた。公園とか広場はこうでなくっちゃね!