明日は代々木公園に行きます

明日、明後日は代々木公園野外ステージで「アースデイ東京」です。
http://www.earthday-tokyo.org/
親友のKEN子が沖縄からやって来て歌うそうなので、僕も明日観に行きます。
明後日は、茨城県であるフルマラソンのレースに出ます。今回は練習量がかなり心もとない!
【追記 4月17日夜】
今日のアースデイでは、会場内のふたつのステージでKEN子の話を聞きました。
今年のアースデイは代々木公園野外ステージのA地区、B地区以外にもけやき通りと、代々木体育館の駐車場も使って規模が大きくなっていて、数時間じゃとても見て回れないです。ステージも増えてる。KEN子の(ステージでの)トークを聞くのは去年の5月以来なのかな? そのときのレポートは、
http://d.hatena.ne.jp/tuktukcafe06/20090509
で、今回も沖縄の抱える「大問題」。つまり埋め立ての危機にある泡瀬干潟、米軍基地移設予定地となっている辺野古、ヘリパッド基地工事が強行されつつある高江について語っていくのだけど(最初のステージでは泡瀬についてがメインだった)、何度聞いてもおもしろい。
こういうシリアスな問題に「おもしろい」なんて感想は、不謹慎かもしれないのだけど、KEN子のトークには、環境問題や基地問題の活動家が持っている(と予測して、こちらが身構えちゃう)道徳的な正義感というか、硬直した論理性というのがなくて(それらが悪いのではないけど)、フツーの距離感、視線、感覚、言葉で語られてくので、リラックスしながら楽しく聞ける。知らなかったことには驚き、素朴に語られる理不尽ないろいろには、「そりゃ、おかしいよなー」と同調する。
泡瀬干潟を埋め立ててリゾート地を作って観光客を誘致しようという計画は30年前に立案されたそうで、バブル(泡)がとうの昔に消えた今はそんな振興案は裁判所だって「経済的合理性」がないと却下した。で、推進側が、「それでは」と新たに出してきた計画が、泡瀬干潟を埋め立てて巨大なプールを作ります、だと。「近所の小学生が、『じゃあ、海のままでいいじゃん』って!」。ほんとそうだよ。そんな案配で沖縄が抱えている問題が次々と披露されていく。これ、強いよ。それが「すべらない話」みたいに、何度も何度も各地で語ってるうちに、KEN子の「ベシャリ」はさらに洗練され、余裕を持つようになってる。この話術で、沖縄だけでなく東京の高尾山や群馬の八ツ場、山口県祝島など、彼女が訪れてきた「大問題」地をつなげてしまう。しかもトークの最後には本業の歌がある。楽器とりだして、歌いだすまでにまだまだ喋るんだけど。
米軍基地の問題だって「撤去」から始まった話がいつのまにか「移設」になってる(しかも現在のメディアの論調は、移転先の候補地決定「期限」に変わってる)。いやだとかおかしいと思ったことに対して、自分なりのアピールをしていくことが大事でしょう。
KEN子は明日も出演します。お時間ある人はぜひに。
http://kenkokenko.ti-da.net/
ちなみに今日、会場で僕が食べたものは、「つぶつぶカフェ」の高キビタコライス(美味しいけど量がちょっと少なかった)と、「カフェエイト」のトーフステーキサンドウィッチ(美味しかった!)とビールです。お土産にルヴァンのパンと、麻のバタ−を買いました。