音楽でもできるもん！

3月15日、上野水上音楽堂での「バカでもできるもん!! 環境作戦会議」のために作られたアルバム『大問題☆コンピレーション vol.1』。僕も歌詞やクレジットの編集という形で、微力ながら参加しました。
東京では新宿にあるインフォショップ「IRA」で販売中。他に高尾山の虔十の会（ケンジュウノカイ）主催のイベントでも販売されます。9曲入りで1000円！

このアルバムは、東京・高尾山のトンネル工事、青森・六ヶ所村核燃料再処理工場、沖縄・泡瀬干潟の埋め立て、沖縄・東村高江の米軍ヘリパッド基地建設、山口・祝島の上関原発計画、群馬・八ッ場ダム建設など、日本各地で進行中の「大問題」に関わってきた有志たちが、想いを結集して作りました。アルバムの収益金は、今後の「大問題」関連イベントに活用させていただきます。
1. 風義（高尾山）／マーマレード・ジャム
キャンドルを携えた自主節電ライヴが恒例。森からやってきたうたうたい。旅の途中の「半農半シンガー＆ソングライター」。高尾山の和居和居デッキでアンセムのように歌われた『やまずめぐる』はマキシシングルになった。
2. Nort Hempire（六ヶ所村）／ダンシング再処理
青森県おいらせ町をホームとするヒップホップ・トリオ。
3. ア〜サ〜ズ（沖縄）／メッセージ〜語り人の詩〜
2002年沖縄で、「忘れかけた自然の恵みへの賛歌、そして母なる大地への感謝の気持ちを語り繋いでいこう！」と、この音源の制作のために集ったミュージシャン、芸人、役者、写真家など38名からなるプロジェクト。
4. yATOMo（六ヶ所村）／原子力のサンバ
青森県八戸でPEACE LANDを主宰するYAMとNort HempireのTOMOによるスペシャル・ユニット。
5. すべりだい（沖縄）／サヨナラ
2004年に沖縄で生まれたアコースティック・デュオ。ウクレレ＆歌：けんこ、ギター：さとしからなる自称「居眠り系」ユニット。最新作は2008年リリースの2ndアルバム『Morning JAM』。
6. ラビラビ（高尾山）／ねっこのえもじ〜トゥンカシラ
ふたりの打楽器と声。自然と一体となり即興で紡ぎ出す音は「縄文トランス」と呼ばれる。高尾山をはじめ、六ヶ所村、高江でもライヴ、フィールドレコーディングを行なっている。その数は年間100本を超えるサウンド・ジプシー。
7. zodiac nova,pop-machine & contemporary system（六ヶ所村）／核に注意しろ！
Taku-chang（ギター、マシーン、ヴォーカル）とYAM（パーカッション、ノイズ・ギター、ヴォーカル）の二人組ユニット。アコースティックから打ち込みまで、ロックをベースにしたハイブリッド・ミュージックを追求している。
8. カクマクシャカ（沖縄）／L∞PS
坂本龍一主宰の「STOP-ROKKASHO」プロジェクトにshing02とともに制作した楽曲「無知の知」で参加。2007年にはアルバム『シャカの掌の惑星』をリリースした。「L∞ps」は本企画への書き下ろし曲（Mixは川満拓路）。
9. 天狗楽団（高尾山）／山への祈り
高尾山に集まるミュージシャンたちで結成された有機的、流動的で天狗のように神出鬼没なバンド。シタール、口琴、バンスリなど楽器も様々。本曲は高尾山薬王院でライブレコーディングされた。