八ッ場ダム建設予定地を見に行く

「バカ環」のあと、吉祥寺での「SPECIAL NIGHT」に行くつもりだったけど、撤去作業が終わって22時過ぎに家に着いてシャワーを浴びたら、もう外に遊びに出かける力は残ってなかったです(後日、ポメラニアンズのザッキーのblogでこの日のスペシャルバンドのメンバーと演奏曲目を見て、愕然としたけどしょうがない)。
そして翌16日、僕らは早朝に八王子に集合していました。「バカ環」主催の高尾チーム、虔十の会(ケンジュウノカイ)代表の坂田さん、永友さんが、僕と、KEN子、はーぴーを八ッ場ダム建設予定地に車で連れて行ってくれるというのです。車には僕ら5人の他に、犬の「焚き火」と「ゆず」の2匹がいました。
「バカ環」では、日本の「大問題」地の中で、六ヶ所村、八ッ場、高尾山、祝島泡瀬干潟、高江の6地区が特にピックアップされたんだけど、僕はつい最近まで八ッ場が「やんば」と読むことも、それが群馬県にあることも知らなかった。
■ 八ッ場(群馬県
利根川の支流にある吾妻渓谷は、名湯・川原湯温泉があり、イヌワシクマタカが舞う自然豊かな渓谷です。この吾妻渓谷上流部や温泉を水没させる巨大ダム開発が推し進められています。ダム建設の名目は百年に一度の洪水に備えることと、一都五県の飲み水確保。いまのままの吾妻渓谷でも天然のダムの役割を果たし、百年に一度の大雨でも大丈夫、都市部の飲み水は充分余っているのに。大金をかけてダム開発をする必要性はあるの?
(アルバム『大問題☆コンピレーション vol.1』ジャケットより)
知らなかったら人に訊く、調べる。興味を持ったら行ってみる。これが「チームうかつ」のモットーとするところ。昨日、「大問題ブース」で、八ッ場担当の人から直に話を聞いたことも大きい。ステージ脇でドリームキャッチャーのワークショップがあったり、食べ物から雑貨、服まで魅力的なブースが会場外縁に沿って出店されていたり、友だちも来てたり、もちろん自分の持ち場があったりという野外のイベントで、ステージ上のシンポジウムにちゃんと集中してるのは難しい。でもその分、会場のあちこちでバカ話から情報のシェアまでいろんなことができる。話を聞いたことによって八ッ場に興味を持った。それじゃあ、すぐに見に行くのだ。(以下、続く