イスラエルのガザ空爆に抗議します(追記あり)

イスラエルのガザ空爆に抗議します。パレスチナには深い歴史的、宗教的、民族的問題があり、それらがこの空爆の原因であることは、地理的にも遠く、知識も浅い僕にも推測できます。パレスチナについてはこれから本を読んで勉強します。でも、どうであろうと、爆弾を落とすのを止めろ。幼稚な文章で、単なるblog内での抗議宣言ですが、それでもこう書くことしかできません。いますぐ、空爆を、戦争を、人殺しをやめてください。
※追記
12月30日、東京にいて、できること。
シドニーでもジャカルタでもアラブ諸国でもロンドンでもマンチェスターでもコペンハーゲンでもマドリッドでも行なわれてるように、自分のいる場所で自分の方法で抗議はできます)
▼「ガザ空爆に抗議する12・30緊急行動の呼びかけ」
イスラエルがガザに空爆を行い、27日と28日の2日間で死者は287人、負傷者は700人に達しました。イスラエルはさらに予備役兵6500人の招集を閣議決定し、地上戦を行う準備をしていると報道されています。イスラエルは40年あまりに渡ってガザ占領を続けた挙げ句、ハマース政権の成立以後は封鎖を強化して人の出入りを禁じ、ガザ住民が衛生な水も電気もない劣悪な環境下で生きることを強い、その生殺与奪を握ってきました。150万人がひしめき、どこにも出口がないたった360平方キロの土地で、寒さと飢えに苦しみ、窮乏してゆく生活に疲れ切った人々の上に、いま爆弾が落とされ続けています。イスラエルは、ハマースによる100発あまりのロケット弾に対する報復を口実としています。しかし、その多くは空き地などに落下し負傷者もほとんど出ないものであり、2月の総選挙を前にした政治的パフォーマンスであるのは明らかです。米国の政権移行期のタイミングを狙い、周到に準備を尽くした確信犯的攻撃は、いかなる意味においても認められるものではありません。しかし米国もイギリスも、ハマース政権の存在を理由に、イスラエルの行動に対し一定の「理解」を示しています。国連安保理も、米国の抵抗のために公式の非難声明を出せていません。パレスチナアッバース大統領でさえ、イスラエルに抗議をしつつ、今回の事態をハマース政権非難のために利用しています。もはや「対テロ戦争」の言辞を都合良く利用し、民衆の生命よりも自らの権力維持に心を砕く政治指導者たちには何の期待も出来ません。
私たちがすぐに事態を変えられるわけではありません。しかし抗議行動を呼びかけ、広め、より多くの人々の関心を喚起し、イスラエルの暴挙を黙って見逃すことはしないのだ、ということを示しましょう。中東各地で抗議行動が起きています。ロンドンなど欧州の都市や、イスラエル国内でも抗議のデモが始まっています。29日現在、大阪ではイスラエル領事館に対する申し入れ行動が行われています。規模は小さくとも、各地で抗議のうねりを作り出すことが必要です。参加される方は、出来るだけ自分でプラカードなどを用意してきてください。大使館への申し入れ書は呼びかけ人が用意しますが、他に用意されたものがあれば、一緒に提出する予定です。
▼「ガザ空爆に抗議する12・30緊急行動」(東京)
[日時] 2008年12月30日(火)14:00?
[場所] 地下鉄有楽町線 麹町駅 日本テレビ方面改札待ち合わせ
(ある程度人数が集まったら、イスラエル大使館の方へ移動します)
呼びかけ:「ガザ空爆に抗議する12・30緊急行動有志」
※参考
イルコモンズのふた。
パレスチナの子どもたちのための詩」
http://illcomm.exblog.jp/9123253/
「お正月に、日本にいて、しないことで、できること」
http://illcomm.exblog.jp/9120561/