ROCK IN JAPAN FES 2006

ROCK IN JAPAN FES
http://www.rijfes.co.jp/
ROCK IN JAPAN FESに行ってきました。初年度から毎年行ってます(去年の日記はここ)。今年は最終日のみ。
前夜酔っぱらったので(電車の切符をなくすほど帰りはべろべろだった)、朝は家でだらだら。でも会場のある茨城ひたちなかへのアクセスはすごくいい。上野から特急で80分。シャトルバスもまったく待たずに13時頃には会場へ。
リストバンドを付けてもらい会場へ。暑い! 雨の心配まったくなし。僕も雨具はポンチョのみ。あと着替えのTシャツと折りたたみの椅子をリュックに入れただけの野外フェスとしてはすごく軽装。会場の中の人たちはもっと軽装でウエストバックぐらい。みんな荷物はクロークなのか。
最初の年、僕は雨具を車のトランクに入れたままだった。イエモンのときに風雨に耐えかねて駐車場まではるばる戻りカッパを着て会場に戻ったら、すでにライヴは中止になっていたという悲しい歴史的事実がある。せめて中止のアナウンスだけでも聴いていれば納得できたと思うけど、あのときは人の流れに逆らいながら(なんでみんな帰っちゃうんだろうと思いながら)グラスステージに向い、そして衝撃の真実を知ったのでした。
でも今日の空には悪い予感のかけらもなく、まずはビールを飲みに新しくグラスステージに移った「みなと屋」へ。
http://www.rijfes.co.jp/06/quick/0804/8/index.html
ハム焼きも食べたかったけど長蛇の列にあきらめる。この日、唯一撮った写真がここでのもの。
サンボマスター@グラスステージ
http://www.rijfes.co.jp/06/quick/0806/9/index.html
「こんな日だから」ということで歌った「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」の、「愛と平和」というコールにグッときた。8月6日という日、レバノンイスラエルでは戦争が行なわれてる日にここでロックフェスがあること、銃口に花を挿した40年前のフラワーチルドレンを語り、でもいま僕らにできることが何なのかを4万5千人の前で(4万5千人と)きちんと提示する。サンボマスターを観ると、ヒートウェイヴが歌った「(what's so funny 'bout)peace, love and understanding」を連想します。平和や愛や理解について歌うことのどこかが可笑しいんだ!
The ピーズ@SOUND OF FOREST
http://www.rijfes.co.jp/06/quick/0806/10/index.html
毎年ここでThe ピーズを観ています。復活した2002年から連続出場なのでは。FAR EAST SATELLITEでも2003年にはるさんにゲスト出演していただいてます。「とどめをハデにくれ」とか「シニタイヤツハシネ」とか「バカになったのに」など懐かしい曲をたくさん聴く。一緒に歌う。歌詞覚えてる自分に驚く。「中学まではまともだったまともだったのに/さんざんムリしてバカになった」という歌詞は正しく思春期の歌だなあ。でも途中でohanaに移動。
ohana@LAKE STAGE
http://www.rijfes.co.jp/06/quick/0806/17/index.html
渚カヲルグループ魂)が前口上! 「オはオオヤユウスケのオ、ハは原田郁子のハ、グロは黒田アーサーのグロ。3人あわせてオハグロです!」って。
「オハナレゲエ」がとにかくよかった。音(ZAKさん)、声、演奏、それになんといっても(というか僕はこれまで全然忘れてたんだけど)間奏の永積くんのギターソロ! 泣けます。空にとけていく歌。初めて観た去年の朝霧を思い出した。完璧なハピネス。ほんとにこのバンドは野外が似合う(コスチュームは暑いかもしれないけど)。
RYUKYUDISKO@DJ BOOTH
http://www.rijfes.co.jp/06/quick/0806/26/index.html
再び長い距離を移動。すれ違う矢沢ファンが異彩を放ってる。氣志團のそれとは明らかに違う。DJ BOOTHはロケットマンのDJが盛り上がってる。喋り付き。みなと屋でビール。
ロケットマンからRYUKYUDISKOへの繋ぎ(セッティングの時間)に先日インタビューしたDJ 保坂壮彦THE BOOMの「いいあんべえ」をまわした。沖縄つながり。この間を繋ぐ進行もRESIDENT DJの仕事。
RYUKYUDISKOは去年韓国で取材しました。久々に観たステージ。太鼓やギターも使うって飽きない。VJもいい。でももうちょっと三線の音が入ればうれしいなあ。
そうだ、DJ保坂のblogのこちらの写真すごい。笑顔がこんなに。
僕のROCK IN JAPAN FESはRYUKYUDISKOを観て終わり。あとは適当にハングリーフィールドを歩き(とろろ丼を食べた)、CHARAを人垣の後ろから覗き、入場規制になったチャットモンチーを音だけ聴いてだらだらして楽しみました。それにしても、「ROCK」という文字を日本でいちばん見られるのはこの会場でしょう。フェスTシャツ着用率高い!