DUTY×カクマクのライヴを観てきた メモ

中野Plan BというところでDUTY FREE SHOPP.×カクマクシャカのライヴを観てきました。何度も会ってて、これだけ好きなのに、でもちゃんとクレジットされてる彼らのライヴを観るの今日が初めてだ(一応、ふたりのステージ姿を初めて観たのは、今年2月沖縄でのこんな突発的なパフォーマンスでした)。
というわけでこれは昨日観た直後のメモをほぼそのまま。そのうち書き直すかもしれません。
「音の力」という本の出版記念ライヴ
この本の巻頭にDUTY FREE SHOPP.×カクマクシャカのインタビューが載っているそうです。今日買おうと思っていて買うの忘れた。
僕は時間ぎりぎりまで家でテープ起こししてたので(まだ終わってない)、自転車で駆けつけたときは21時ちょっと前。大阪西成のラッパーのSHINGO☆西成のステージから。ヒップホップは僕はほとんど聴いたことがなくて、この人のことも今日初めて知った。良かった。
感想省略。メモ=QUEEN、ラブソング(初めてのチュウ)、フリースタイル、西成愛
SHING0☆西成が非常に盛り上がる。あまりにも盛り上がったので、「これで帰らないでー、次のDUTY×カクマクのライヴも観てー」と心の中でみなさんに祈る。
知花竜海(DUTY FREE SHOPP.)が出てきて、転換のセッティング。ところがなんかトラブってる。ここ専門のライヴハウスではないし、ステージPAもいない(沖縄のライヴハウスのほとんどもそうだと聞いたけど)、竜海くん奮闘。ここの描写も省略。
マイクスタンド二本。最初は竜海(DUTY FREE SHOPP.)の弾き語り。あれ、この曲なんだっけと思ったのですが、「110円LOVE」という、弾き語りソロアルバムの中の曲だった。この曲の最後の方に、カクマクシャカ登場。二曲目のタイトル、忘れた。写真もメモも取ってないです。とにかくその瞬間に、彼らが発したものを全部キャッチしようと思ってたので。でもそれって僕の脳の中には確実にしまわれてるはずなんだけど、うまくそれを開ける鍵がないのか出てこないんだなあ。やっぱりカメラも持っていけばよかった。みんなにもっとうまく伝えようとするべきだった。「カーミヌクー」も歌った! 曲のタイトルを聴いたときにすでに震えた。
「カーミヌクー」についてはこちらに書いた。僕がDUTY FREE SHOPP.に出会った曲。自分にとってすごく大事な曲。この曲を聴いた時点で、DUTY FREE SHOPP.はもう解散(?)してたので生で聴いたのも今日が初めて。竜海の歌にあわせて少しカクマクも歌ってたけど、客席にも同じように歌ってる人たちがいた。僕も歌った。意外と覚えているのだ。歌詞を。

“リズムとイズムの狭間で歪むかき回される魂のしずく 気づくと海には夕陽が沈む またひとつ言葉を失う”

「無知の知/僕と核」も歌った! 竜海が人間ビートボックス。向井秀徳アコースティック&エレクトリックと同じ方法でそれをループさせ、重ねていく。でもこの音のバランスがすごくもったいなかった。竜海くんのせいではもちろんなく。Shing02のパートは、残念ながら割愛。いつか共演みたい。
カクマクシャカは喋るときの面白さと、ラップのときの迫力(SHING0☆西成の重量級とはまた違う、ミドル級ならではパワーというか)のギャップがでかい。うかつな言い間違いもそれが笑いになる。でもラップになると即興で言葉が次々と出てくる。すごい。「光るすーじ道」もあった。最後が「民のドミノ」。シビれた。何も変わらないと思うのは間違いだ、という言葉に胸を撃たれた。
アンコールはギターとドラムとクラリネット(今日の他の出演者たち)とのセッションで、DUTY×カクマク×SHING0☆西成のフリースタイルでのマイクリレー(調子のいいマイクが一本しかなくてホントにマイクリレーだった)。僕はヒップホップってほとんど知らないし、ライヴにも行かないから、たまにこういうのを観て異常に驚いてるのかもしれないのだけど、どうしてこの人たちは宙から言葉をどんどん引っぱり出してくるのだ! フリースタイルってすごい(それはCDからはわからない)。 以上、メモでした。


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