クアラルンプール到着

1マレーシアドル=54円。空港で1万円両替。
午前2時半頃クアラルンプールの空港に着いた。耳が痛かった。イミグレ出てから待合ロビーで寝た。すでに寝てる先人がいたのでそんなに気にしないで寝ることができた。椅子を4個使ってバッグを枕にして。身体は少し痛かったが仕方ない。一時間ごとに目は覚めたが、6時半ぐらいまでは寝続けた。意外ときれいな空港だった。トイレットペーパーがバームクーヘンの形。いろんなタイプを考え出すものだ。
空港から市バスでチャイナタウンのバスターミナルへ。1.2ドル。さい先のいいスタートだった。この町も渋滞と大気汚染がひどい。途中気持ち悪くなってしまった。しかし、うまくいったと思ったのもここまで。バトゥロードを目指して進んでも見つからない。空腹だし荷物は重いし、イヤになる。途中、具(肉、卵)がたくさん詰まった肉まんを食べる。1.5ドル。そのあとも30分ぐらい歩くが見つからず、イヤになった頃に声をかけられた。「バトゥロードは遠いから」と、自分の姉が経営するゲストハウスを紹介すると言われ、ずいぶん歩く。タクシーで1.5ドルだからと言われたので乗ったらずいぶんへんぴな方に連れていく。地図を見出すと別なことを話しかけてくる。久々に悪い商人に出会ったと思い、途中で「遠すぎる」と言ってヤツを降ろした。タクシーの運転手は親切だった。もう安宿を探す気が失せてしまってマラヤホテルに連れてってもらったが、メーターの11.4ドルを11ドルに負けてくれた。車中でも「危ない、気をつけろ」と何度も言ってくれた。
ホテル、138ドル。Visaで払う。東京のワシントンホテルの部屋を広くした室内で完璧である。外に出て近くの店で、鳥+ライス+お茶でなんと2.3ドル。驚き。そして駅で土曜日、朝7時30分発のシンガポール行きの列車を予約。これもすんなり取れて2等ながら31ドル。また歩いて高級ホテルの地下でさっきのインチキ親父に出くわし、声をかけられるも軽くいなし、歩いてたら二人組の女の子に声をかけられた。はじめ、僕を中国人の知人と間違えたらしい。24歳の女の子(A)と28歳(B)の二人。Aは去年三ヶ月麻布十番のカラオケで働いていたそうで日本語が喋れる。Bは英語。この二人がなぜか案内してくれた。最初、また「仕掛け」てきたなと思ったけれど、郵便局に連れてってもらって日本に葉書を出した。Bとはコンピュータの学校の授業があるからとかで別れた。Aはサバにいる両親に荷物を送るとかで段ボール箱を買ってた。そのあとも一緒に歩いてくる。モスク、公園、シティコート、そのあとAが働いてるセントラルマーケットに行った。この時点で僕は疲れたのと、Aの目的が知りたかったので、「疲れたからいったんホテルに戻る」と宣言。ここまで使ったお金は、葉書3枚1.5ドル、切手3枚2.1ドル、リポビタンD2.3ドル、セントラルマーケットでAが勧めてくれた、まれ0誌亜で人気の歌手のカセットテープ10.5ドル。
「ホテルに戻る」と言うと、「食事に招待するから15時半に ●続きあとで書く●