盆踊りの週末

tuktukcafe062010-08-31

土曜日は渋谷の宮下公園夏祭りで「YA BASTA!音頭」を、日曜は吉祥寺へ「もののけ盆ダンスツアー」を観に行きました。
宮下公園は「ジェロニモレーベル」という大阪から来たバンド(?)も良かった。二人目のドラマー、ひな君という人が相当すごかった。その後、打楽器隊の演奏〜盆踊りへ。サークルダンスで砂煙が沸き立つ輪の中央、「YA BASTA!音頭」踊り子代表がステージに立ち、メキシコ・チアパスの話をし、振り付けを指南、そして音頭が流れ出してからのみんなのあのアナーキーな狂いっぷりときたら痛快だったね。サンバは、参加するひとりひとりが主人公らしいけど、盆踊りもそうかも。序列なし。
吉祥寺は、知花竜海がトップバッター。「フリムーンLOVE」「カーミヌクー」、新曲の「新しい世界」を歌った。僕が「カーミヌクー」を知ったとき、彼のバンドはすでになかったし、沖縄の(幻の)バンドの曲を生で聴くことなんてもうできないだろうと残念に思っていたので(そのぐらいこの曲は衝撃だった)、この曲をいまも歌い続けてくれることはとてもうれしい。
モノノケは一曲目が「辺野古節」。宮下公園と2日連続で「聞け万国の労働者」を聴いた。彼らは「100年後」といわずに今、すぐに評価されるべき。このライヴで僕のいちばんの収穫は、初めて観た沖縄民謡の唄者上間綾乃。また観たい。
知花竜海は今日は新宿でライヴです。
【追記】(9月2日)
新宿に観に行きました! 吉祥寺では3曲分しか時間がなく、「立派な若者」(寿のナビィさんの言葉)の竜海くんは、短時間では「立派」なところばっかりフォーカスされるのだけど、新宿みたいにもうちょっと時間があると、高校時代の恋愛のエピソードが聞けたりして、知花竜海のパーソナリティとか沖縄県読谷村のコンビニ情報がわかった上で、歌が聴けるのでお得。メッセージが注目されるけど彼が作るメロディーの美しさと声の良さがもっと知られるといいな。
「カーミヌクー」のエピソード→2001年、当時21歳の知花竜海はNHKホールでの「青春メッセージ2001」に出演。たしか昔は「青年の主張」という番組名で、その名の通り20歳の弁論大会というイメージがあったけど、竜海はこの歌詞をあの場(NHKホール)でラップした。翌年から「青春メッセージ」にはラップでの応募が殺到したそうです。
『Peace Music Festa!辺野古2010 プレイベント〜沖縄・辺野古の海から世界が見える〜』
8月31日(火)東京 新宿ネイキッドLOFT
■出演:知花竜海(from沖縄)/ 朴保 / 寿【kotobuki】
※このイベントの収益の一部は10月に沖縄の辺野古で開催される『Peace Music Festa!辺野古2010』の運営資金になります。
詳しくはコチラ → http://chibanatatsumi.ti-da.net/
Peace Music Festa!辺野古2010
辺野古の海から世界が見える〜
10月30日(土)・31日(日)
沖縄県 名護市 辺野古ビーチ
チケット(※一日)=大人・前売り 2500円/当日 3000円、高校生・前売り 1000円/当日 1500円
出演者(第三弾発表まで追加)
ソウル・フラワー・ユニオン/ROACH/七尾旅人/PAPA U-Gee/三宅洋平/SOUTH/カクマクシャカ/KACHIMBA DX/ラビラビ/川五郎/KZ(G.A.C)/ST-LOW(DESSON)/琉球とらいぶ/ソウル・フラワー・モノノケ・サミット直枝政広カーネーション)/FAKE KINGZ/RUN it to GROUND/45 with RADICALITES/009/King Jam Session/JAVA/operon/COMATON/さとまん/蹴闘〜SHOOT〜/STARS ENTERTAINMENT/Shaolong To The Sky/知花竜海×城間竜太/KEN子/
procal/Heinous Criminal/Paul Mahoux/LOZE/and More・・・
アーティスト出演日などに関しては追ってブログで発表。
http://peace-music.org/