インタビュー2本


写真は、ヒートウェイヴ+どんと。
http://d.hatena.ne.jp/theRising/20090929
もうひとつ、明日発売のMiChiのアルバム『UP TO YOU』のインタビューをしています。
http://natalie.mu/pp/michi04
MiChiの父親はイギリス人で母親が日本人。18歳でシンガーになるためにイギリスから東京に移り住み、音楽活動を始め、これがファーストアルバム。24歳。
MiChi自身をも励ましてきた「PROMiSE」や「ChaNge the WoRLd」といった、ポジティヴなメッセージが全面に現れた曲が詰まったこのアルバム(ダイエットについてのガールズトークっぽい曲もある)の中で、異彩を放ってるのが「Shibuya de Punch」という曲。
「WoNDeRLaND?」という曲にしても、MiChiは半分異邦人の感覚で東京を観ている。その中でも「Shibuya de Punch」はもっとも強烈。まさに殴られたように。
渋谷で「私」が観た光景がこの中で描かれています。ひとりの老人が若者たちに殴られている。誰も止める人はいない。血を流している老人を「私」が助けに行く。彼は「すみません」と謝り続けている。彼が悪いことなんてないのに、何故?、というストーリー。
これは僕が遭遇した「バール男」事件と重なる部分がすごく大きい。でももっと哀しい。僕はこの歌詞を電車の中で読んで(英語詞なので読むまで内容がわからなかった)泣きそうになりました。