ひかり祭りに行ってきました


ひかり祭りに行ってきました。
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藤野という神奈川県の山奥(八王子駅から4駅中央線で下る)の駅から歩いて70分の距離(一日にバスが12本しかないので帰りは歩いた)にある牧郷小学校という廃校を使ったフェス。
校庭と体育館と校舎の中でライヴ、ワークショップ、踊りなどのパフォーマンスが行なわれ、食べ物飲み物の屋台もたくさん出ている。山奥の中で、とても気持ちいいし、ピースフル。値段も3日間通し券で3500円という安さ! 会場のデコレーションは、今年3月の「バカ環」や、先週のフジロックのfield of heavenを担当した空間造形作家の玄さんによるもの。
UAのライヴの前に、このフェスのサポートをしている虔十の会(高尾山の自然を守る環境NGO)の代表、坂田さんが、「東京には楽しい場所はたくさんあるけど、気持ちいい場所は少ない」と言っていたけど、こういったところで時間を過ごすと、気持ちいい場所で楽しく過ごす嬉しさ、大切さを本当に実感します。
UAのライヴは圧巻だった! 最後、この藤野のある相模原市の市長をステージに呼び上げ、「市長さんにプレゼントがあります」と言って、「高尾山にトンネルを掘らないでTシャツ」を渡したのも最高だった! 市長はそのあとひとりステージに残って、「リニア新幹線の実現を〜」とか「道路を造って〜」などと言っていたけど、そんな言葉ひとつひとつに、会場から「いらないよー!」とか「トンネル掘るなー!」とかどんどんブーイングが発せられてたのも痛快。高尾山のトンネル問題は、このblogにも何度も書いているし、虔十の会のサイトにも書いてあるのでどうぞ。簡単に言うと、「世界的にも希有な、豊富な生態系を有する高尾山に、巨額な税金を投入してトンネル掘ってまでも道路造ったほうが本当にいいの?」ということ。
ライヴ以外も友だちと話したり、校舎の中で音楽を聴いたりという時間がとても楽しかったので、体育館に泊まってきました。銀マットと布を持参してたので、それだけで充分泊まれる。