アースデイ2日目とヒートウェイヴ

前日に続いて代々木公園の「アースデイ東京」に行ってきました。

昨日は時間がなくて観ることできなかったアースデイマーケット アースガーデンのほうからチェック。ヘンプ関係の服や自然食品などが多く、サンフランシスコのgreen festivalを思い出しました。

ステージは加藤登紀子さん。負とか怒りではなく、肯定のエネルギーで会場を包んでいく。「Power to the Peole」だなあなんてふと思ったけど、去年夏、fujirockでそうだ、その歌を聴いたんだ。娘、yaeさんのボーカルも堂々としてよかった。「農的人生」とか「生きることは食べること」という言葉が出てきたけど、加藤登紀子さんと藤田和芳さん(大地を守る会)の対談テキスト(→ )もお薦め。帰宅してから検索して読んだ。

STOP ROKKASHO関連のブースでは夕暮れ時、藤村靖之さん(非電化工房主宰)や中村隆市さんが話をしていました。去年の6月以来だ。


そのままの気持ち、酔い具合で恵比寿リキッドルームに移動。ヒートウェイヴのツアー・ファイナル。これが素晴らしかった! 第一部はニューアルバム「land of music」全曲、のみ。これが「この人生にイエスと 応えるためのエネルギーを」(「PRAYER ON THE HILL」)という想いが込められている。
左バッターを1番から9番まで並べた変則打線みたいに、今日はアースデイからこのライヴまで全打者「肯定」というラインナップ。
演奏している4人の後ろのスクリーンに、今回初めて組んだ映像チームの映像が映し出されていくのだけど、山口洋の手癖ならぬ絵クセ的な、ロードムービー的(文字通り、「道」フェチな映像になる)だとつまんないなあと思ってたのだけど、そんなことはなく、文字がグラフィック処理されて出てきたり、アニメーション(?)など、ヒートウェイヴにも、観客にも刺激を与えるコラボレーション。アンコール(第二部?)の「Still Burning」の映像なんかほんと燃えた。
アンコールでは「らっぱ」も歌った! 届け、僕のらっぱ! ライヴの最後、映画のエンディングみたいにアルバムプロジェクト賛同者全員の名前が映し出されていった瞬間が今日最後の感動ポイント。ライヴ中も山口洋が何度もステージからこのアルバム製作へのサポートを感謝していたけど、この会場(満員だった!)に来ることができなかった人とも「繋がってる」と感じた瞬間。
終演後、恵比寿で飲み、帰りの電車の中で高知県東洋町の選挙結果を知り、日付が変わる寸前に最後の感動。うれしい一日でした。