いよいよオープン!

あと数時間で世田谷文学館 秋の企画展「宮沢和史の世界」がオープンです。
宮沢和史の世界
世田谷文学館 秋の企画展
http://www.setabun.or.jp/miyazawa/
9月30日〜11月26日
東京・世田谷文学館
昨夜は関係者、メディア用の内覧会とオープニング・パーティが行なわれました。もちろん宮沢和史も出席! 
「こういった展覧会というのは普通、死後10年、20年たった大作家について開かれるものというイメージがあって……(この発言の続きはきっと新聞などに載ると思うので割愛。さすが「スピーチ上手!」なコメント)」と記者会見で話していたけど、どんどん新しい世界に進んでいく宮沢和史だからこそ、ここらで(来月でTHE BOOM結成20周年です。会期とぶつかるのは偶然ですけど)現在進行形のその活動に栞をはさんでみようという世田谷文学館の企画力すごい! 
「言葉」と「旅」が密接に関係する宮沢和史の世界を、もんのすごい量と質の資料で見せています。僕もここ数ヶ月、学芸員のみなさんたちと資料の山と格闘しました。初公開のものも大量にあります。そして、「文学館」というイメージから堅苦しい展示と思ったらびっくりするはずです。わくわくします。
館内には「宮沢和史コラボレーションショップ」として、ジュンク堂新宿店とタワーレコードが宮沢の著作や、推薦本、CDを販売してるし、さらに沖縄やブラジルの食べ物やグッズ(←先日のブラジル・フェスに一緒に行った学芸員たちがその場で出店を交渉してきた)も売ってます。「琉球プリン」を推薦したのは僕です!(←館内の喫茶室で食べられます)
展覧会は生きものです。と思ってます。死後の作家展じゃないんだし、2ヶ月の会期中に進化していくはずです。昨日は宮沢が会場内の壁に詞を数遍、ペンで書いていきました。見つけてください。「また書きに来る」って言ってました。他にも会期中にどんどん増えていくものがあるのです。あー、まだたくさん書きたいことがあるので、また書きます。