「Clap Hands!!」主催者KEN子インタビュー(その3)

□ Clap Hands!!
http://www.claphands2.com/index2.html
9月16日・17日(両日とも13時〜19時予定)
東京・代々木公園野外ステージ
入場無料!
9月16日(土)
DJ=Namijin(HEAD ROCK) / 堀井トモシロウ(HIGHWAY61
LIVE=IN-HIEAST WOMANザ・バカンスNUM42リトルキヨシトミニマム!gnk!満福B-SHOPLoco-Passion(from 大阪) / babamania(from 東京) / ジョニー宜野湾
9月17日(日)
DJ=TUK TUK CAFE
mount sugarノーズウォーターズDUTY FREE SHOPP.×カクマクシャカすべりだいMAYBE→ZOVER SKA DRIVES(from 大阪) / FUNKIST(from 東京) / 朝崎郁恵
沖縄からまもなく東京にやってくるフリーイベント「Clap Hands!!」主催者KEN子さんインタビューの第3弾。
第一回第二回と続けて読んでいってください。
上の写真は昨年の「Clap Hands!! in 代々木」の全出演者。
■■■ 東京で初の2日間開催。今回の見どころはいかがでしょう?
本当にすごいメンツになりましたよね!
ダメもとでお願いしたジョニー宜野湾さん朝崎郁恵さんが出演してくれるなんて、マジ感動です! しかも東京、大阪からも応援ゲストが来てくれるし、沖縄や石垣島からも出演者が大集合します! こんなメンツが揃うのなら無料じゃなくても良かったんじゃないかと今更思っています(笑)。
しかし自分もそうだけど「食わず嫌い」ならずとも「観たいと思ってた」と言いながらなかなか出会えない人って時々いますね。しかも観た事ない人にお金を払ってまでは行かない事も多い。それがこの機会に「出会う」事ができたら、主催者として最上の喜びです。ぜひ、今は知らなくても「Clap Hands!!で出会えた!」というアーティストを見つけに来て頂きたいです。そして、気に入ったアーティストの音源は必ず買って下さい!それが次の活動の源だし、この会場に来てない人に広める為の素材にもなるので、それでこそ無料でやった甲斐があったというものです。おこがましいみたいですが、そこが無料イベントで最も重要な所だと思っていますので、心からヨロシクお願い致します!
DUTY FREE SHOPP.
知花竜海からのメッセージ
いよいよ「Clap Hands!!」が迫って来た! DUTY×カクマクは盟友FUNKISTとのコラボで最高のステージを作るので乞うご期待!
思えば98年から数年間、沖縄インディーズバンドブームなるものがあった。CDもイベントも、全て自分たちで作るのが当たり前だった。
そして当時から饒舌なトークとパワフルな人柄で一際バンドマン達の信頼を集めていたのがKEN子さん。
「Clap Hands」はそんなシーンの登竜門的イベントの一つとして定着し、ある種のステイタスシンボルになっていった。
その後シーンは、モンパチのブレイクをピークに急速に世代交代し、メジャー会社の参入やジャンルの細分化などによって一気に空洞化していくことになる。
KEN子さんも僕らバンドマンもその渦中でみんな悩んだ。そしてブームが去っても続けることを選んだ。
正直に言おう。「Clap Hands!!」の今回の出演者は決して今の沖縄の一番若いシーンを代表してはいない。むしろ5年前くらいの面子だ(笑)。
でもそれは「昔は楽しかった」というノスタルジックなものでは既にない。
2006年、俺たちはどっこいタフに今を生きてるんだ!
DUTY FREE SHOPP.×カクマクシャカ
http://akagawara.com/artist/a_dxk.html
知花竜海
■■■ KEN子さんは今年の夏至カクマクシャカと沖縄でCandle Nightを主催したり、今回の「Clap Hands!!」もエコをテーマのひとつにしていますよね。
「Clap Hands!!」はこれまで「沖縄」「音楽」というテーマでまとめていましたが、今回は初めて「エコ」を加えた3本柱にしました。というのも、「野外無料」で「素晴らしいメンツ」で「人がたくさん集まる」のなら、ただの沖縄&音楽イベントでワーイってのも楽しいけど、もっと「沖縄」の為に、「音楽」の為になる事をしたいと思いました。沖縄も汚れて来たし、地球も疲れて来たのに音楽だけが元気、というわけがない。それでいろいろ他のイベントを見てみると、既に「リユース食器」とか「ゴミゼロ」とか「廃油で発電」とかすごい事をしてる人達がいるじゃないの! だけど実際問題、全てを「エコ」な物にしようとすると、まだまだ浸透してない為にコストがかかるという残念な現状。それでも、少しでもやらないよりはマシ!「できる事から始めよう!」をキャッチフレーズに、私を始めとする素人集団が一生懸命知恵を絞って、情報を集めて、今回は少しだけでも「エコ」なイベントにしようとした努力だけは認めてやって下さい! 初めての試みでリユースカップをレンタルしたり、「持ちたくなるようなデザインのマイバッグ」も自分達で作りましたのでぜひ見て下さい!
そして最後に、今回も手弁当で朝から仕込みに来てくれる出演者達はもちろん、飛行機代も自腹でついて来てくれるスタッフや、このイベントの為に仕事の合間に時間と労力を貸してくれた関係者の皆さん、スポンサー各位、そして来場して下さる皆さんに感謝します! 「みんなのイベント」が成功しますように!